背景
資料
- Amazon Web Services ブログ: Amazon S3のVPCエンドポイント
- VPC エンドポイント - Amazon Virtual Private Cloud
- VPC Endpointを使ってS3にアクセスしてみる – サーバーワークスエンジニアブログ
- S3 VPCエンドポイントを利用するメリット
- https://www.bitclear.co.jp/vpcendpoint/
VPCエンドポイントが解決する問題
- EC2インスタンスなどVPC内のサービスから、S3を参照するさい、InternetGatewayやNATを通って一度インターネットに出る必要がある
- これを、VPCエンドポイントという概念を使って、インターネットに出ずに、AWSのネットワーク内でS3まで到達できるようになった
- 具体的には、 S3のエンドポイントをDestinationとし、VPCエンドポイント(
vpce-
から始まるリソース)をTargetとするRouteをRouteTablesに追加することによって実現する - リージョンはまたげない
- 具体的には、 S3のエンドポイントをDestinationとし、VPCエンドポイント(
- NATの負荷軽減、セキュリティの強化が期待できる
使い方の概要
概念的なところ。
- 確認用に、インターネットに出ていけないSubnetをつくる
- のちにこれにsshして動作確認するので、必要なら、自宅なりオフィスのIPアドレスをDestinationとしInternetGatewayをTargetに持つRouteだけは、追加しておく
- このSubnetの配下にEC2インスタンスを作成する
- このEC2インスタンスにsshする
- あとで使うので、必要なら
sudo yum install -y python-pip && pip install awscli
とかしとく
- あとで使うので、必要なら
ping google.com
とかやって、インターネットに出ていけないことを確認するaws s3 ls your-bucket
などして無反応なことを確認する- なぜなら、EC2からS3は、デフォルトではインターネット経由だから
- VPCエンドポイントを作成し、このSubnetと紐付ける( ≒ RouteをRouteTablesに追加する)
- やはり、
ping google.com
は通らない - しかし、
aws s3 ls your-bucket
は通る- なぜなら、EC2からS3への疎通はVPCエンドポイントが使われるようになったから
※ リージョン跨げないので、your-bucket
はEC2と同リージョンである必要がある
DRYな備忘録として
Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版
- 作者: 玉川憲,片山暁雄,今井雄太,大澤文孝
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2017/04/13
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