PSDファイルからそれっぽいHTML+CSSをいい感じにつくりたい
ウェブページをつくるにあたってデザイナーさんから上がってくるデザインカンプはPhotoshopのPSD形式だったりする。これとにらめっこしながらHTML&CSSをイチから書いて、都度リロードしたり、画面の大きさを変えてレスポンシブのチェックをするのは、骨が折れる仕事です。
必要なもの
Brackets エディタ
あまり多くを望まず、それっぽいものでいいので、PSDからHTMLをつくれるといいなぁ、と思っていたので、知り合いのデザイナーに聞いたらいい感じのものを教えてくれた。
Web制作用のエディター。さすがWebデザイナーのためのエディタっぽく、いちいちtransition animationとかあってオシャレである。
新しいプロジェクトの作成
ついでなので、レスポンシブ対策のため、HTML5 Boilerplateをひな形にプロジェクトをはじめてみる。
- 上記のページからDownload
- 落ちてきたzipを展開すれば、これがすでにひな形なので
mv ~/Downloads/html5-boilerplate ~/your/path/project_name
今回はプロジェクト名をtainaka
にしました
ライブプレビュー機能がある
[ファイル] → [フォルダーを開く] → で、さっき作ったtainaka
フォルダを選択して、src/index.html
をクリックすると以下のような画面になる。ここで編集できる。
で、これを編集・保存のたびにブラウザリロードとかアホみたいにめんどくさいので、右上のイナズマっぽいものをクリックすると、Chromeが立ち上がり、編集すると自動でプレビューが更新されるようにできる。
PSDファイルをアップロードする
右上のダウンロードっぽいものをクリックすると、Adobe Creative Cloud のアカウントを求められたりして、これを紐づけると、手元のPSDをCCに上げたり、自分のCCにあるPSDをBracketsエディタ内で表示・解析できるようになる。
解析だけならCC上でもできるけど、嬉しいのは補完とアセットダウンロードのようだ。↓
PSDからCSSを取得してあてる
具体的な使い方はこれがわかりやすい
Brackets: From Design Comp to Code - YouTube
Bracketsがやるのは、PSDファイルから各レイヤーのCSSを抽出したり、アセットを自動でローカルにダウンロードしたりするだけであって、HTMLの自動生成は行わない。つまり、HTMLでのマークアップをある程度終わらせてから、PSDと向き合ったほうがいいっぽい。あるいは、マークアップを想像しつつセレクタを定義しつつ、CSSを先に書いちゃう?
わたしもやってみる。
- PSDからCSS相当の値を自動で計算&補完してくれる。便利
- CreativeCloudのPSDから、アセットを自動でダウンロードして配置してくれる。便利
- ライブプレビューしてくれる。便利
- 今編集中のDOMをプレビューでフォーカスしてくれる。地味に便利
雑感
Web制作者のためのCSS設計の教科書 モダンWeb開発に欠かせない「修正しやすいCSS」の設計手法
- 作者: 谷拓樹
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2014/07/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る
DRYな備忘録として